写真で辿る入江株式会社の50年

前身である入江鋳造株式会社の1968年設立に始まる入江株式会社は、福山の地で皆様に支えられながら、お陰様で2018年に設立50周年(沿革)を迎えることができました。皆様への心からの感謝と共に、時代の面影が残る社屋や設備などの写真で当社半世紀の歩みを簡単にご紹介させていただきます。

社屋・工場

1968年に入江株式会社の前身である入江鋳造株式会社が設立されました。こちらは1977年に鉄工部を新設した当時の写真です。

1997年3月に本社３工場を増設しました。

本社の航空写真です。

1999年2月　施削製品（スリーブ）の増強のために、旋盤専用工場として芦田工場を新設しました。

2006年に新設にした相方工場の、第一期工事の写真です。

ワシノ機械製の当汎用旋盤 LEO-125は、当社前身である入江鋳造株式会社鉄工部を取締役会長入江央勝が仲間とともに自宅ガレージで立ち上げた時代に導入されました。当社の創業期を支えてくれた本機は、今なお現役で活躍しています。

1980年代から活用してきた東芝機械の汎用横中ぐり盤です。社長も含め多くの横中オペレータが、このBZ-8で技術を学び、当社の横中ぐり盤の加工技術の基礎はここからスタートし深まっていったと言っても過言ではありません。

1988年9月に導入した倉敷機械のKBT1105DXは、当社初のNC横中ぐり盤です。当社のNC横中ぐりの歴史は、クラキのこの一台から始まりました。

当社の新たな技術分野への挑戦として、「ガス窒化」の取り組みが2006年に始まりました。材料取りからガス窒化まで、当社の一貫生産のプロセス基盤が確立しました。

2006年の5月～7月にかけて導入したKBT13EBは、当社の設備ラインナップの中で代表的なCNC横中ぐりとなります。相方工場の大型加工は、この2台からスタートしました。

2015年5月に導入したオークマ株式会社の大型門型マシニングセンタ MCR-A5CⅡも、当社の新たな設備ラインナップとなった五面加工機です。大型横中ぐり設備とのコラボレーションによる生産性の向上と、多面加工による高精度・高能率加工を実現しています。

主軸出力37～45kwにも及ぶハイパワー高剛性の大型横中ぐりによる大径エンドミル加工の様子です。大径エンドミル加工による深いポケット仕上加工は当社の特色のある加工技術の一つとなっています。

KBT13SAの導入により、大径深穴加工もお客様のより細かなご要望に対応できるようになりました。これまでの横中使用経験から辿り着いた、特殊仕様横中ぐりによる大径穴加工シーンです。

以上、ご覧いただき誠に有難うございました。